今回のアーティスト紹介では、今年の「頂-ITADAKI-2016」に初登場する若手注目バンドを紹介します。
彼らを初めて見たのは某フェスでの事でした。
自信に満ち溢れながらも肩肘張らない自然体で堂々としたパフォーマンス、
20代前半という若さながらに漂わす色気と、若いエッジさとストリート感。
音も出で立ちも、全てが絶妙なバランスで成り立ち、確かな演奏技術から放たれるメロウかつファンキーなグルーヴで行き交う人々の足を留め、会場中を調子良く揺らしていたのを覚えています。
そんな次世代を担う、今最も乗ってる彼らのバンド名は「Suchmos」(サチモス)。
ACID JAZZ&HIP HOPなどブラックミュージックにインスパイアされ、2013年1月に結成。
ロック、ソウル、ジャズ、ヒップホップからの影響をバンドに落としこみ、クールでモダンな高い演奏技術で支持を集め、昨年7月に発表した1stフル・アルバム「THE BAY」がロングヒット中。
さらに、今年1月にリリースされた2nd E.P.「LOVE&VICE」でこれまで以上の脚光を浴びています。
Jamiroquai(ジャミロクワイ)の影響を公言しているように、ファンキーなダンスミュージックの要素もありつつ、しっとりと踊れるナンバーもあり、そこに違和感無く日本語詞がのりポップスとしても聴ける、これからの可能性を大いに期待できるバンドです。
こちらの動画をチェックしてみて下さい。
都会的で洒落た煌めきを感じさせつつも、神奈川県茅ヶ崎出身という海の近くに住んでいるからこその、
力の抜け感がいい感じだと思いませんか?
この感じ、海の真横にある吉田公園特設ステージにもバッチリハマるはずです。
そして、緑の芝生が広がる会場に吹く気持ちのいい風に乗り、彼らのグッドミュージックが「頂-ITADAKI-2016」のヴァイブスをグッと上げてくれるはず!
今年のニューカマー「Suchmos」必見です。
*written by 杉山 将夫 / Beatfull http://www.beatfull.jp/