ストーリー

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2012.05.31|Category: STAFF REPORT by GAKU

頂というプレゼント 

今、吉田公園でこのブログを書いています。

広い芝生の公園も、すでに祭りの様相を呈してきました。

ぽつんと置かれた机にパソコンを置き、忙しく過ごした一日を振り返っています。

心は妙に落ち着いていてゾーン突入の予感がします。

 

どうも、ガクです。

今日のSTAFF REPORTは、ぼくなりの”頂を目指すストーリー”を書こうと思います。

 

 

ぼくが「頂」に飛び込んでから、早二ヶ月が経ちました。

めまぐるしく毎日は流れ、気持ちもやることもクレッシェンドで膨らんでいきます。

ひとりのヒトにとって、二ヶ月という時間はどれほどのものでしょうか。

ぼくにとってこの二ヶ月は、1歳の赤ちゃんが過ごす一年ほどに新しく、変化に富んだものでした。

 

数えきれない”出会い”がありました。

ひと、土地、分野、仕事、つながり、音楽。

ひょんな巡り合わせから道ができ、その縁に乗ってみようと流れに身を委ね、流れ流され辿り着いた静岡。

そこにはディープでローカルなグルーヴがあって、そのネットワークが頂を支えているのだと強く感じた。

 

「組織は呼吸して強くなる」

頂はある種の生命体であり共同体だと思う。

頂には不思議な求心力が合って、人が集い巡るから、しなやかなつながりが生まれる。

そのつながりが織りなすハーモニーこそ”頂らしさ”。

頂という重力でぼくたちはまわっていて、集い、調和し、そこにエネルギーが生まれる。

 

喩えをひとつ。

 

今日テーブルを運んでいたときのこと。

長机をひとりでひとつ持つとけっこう重い。

気合い一発持ち上げるが、腕はプルプル、息はゼーゼー。

でも、ふたりでふたつ持つと随分と楽だ。

算数的に考えるとおかしいな。

そうか、

人が集うということは足し算ではなくかけ算なんだ。

 

頂の土台を支えるたくさんの人がいて、

表現する音楽家たちがいて、

集まってくるオーディエンスがいる。

頂の呼吸で、吸い込まれたり吐き出したりしながら、今年だけの頂の奇跡の時間がつくられていく。

 

頂×?

この?にあなたが入れば、そこに奇跡が生まれるんだ。

 

音楽ってすげーんだな、ってつくづく思う。

たくさんの人も、働く車も、テントも、電力も、

その中心にあるのは、音楽だ。

 

頂はひとつの作品だ。

それを構成するのは無数のひとだ。

それを音楽が調和してミックスするから見たことのない色になる。

 

キャンドルステージに灯りが灯りました。

BLUEステージの屋根が誇らしげに鎮座しています。

GREENステージのデコレーションが風にそよいでいます。

頭の上には北斗七星が見えます。

 

 

5月31日23時、吉田公園はいい天気です。

頂開幕まであと2日。

みなさんを迎え入れるまでに、やることはまだまだ山積みです。

でも期待していてください。

頂はあなたの期待を裏切ります。

全員がたのしすぎて笑っちゃうはずです。

 

二ヶ月の旅が終わろうとしている。

それは新たな旅のはじまりだ。

頂2012という奇跡の旅。

予報で出ていた雨雲も飛びつつある。

奇跡のはじまりだ。

 

Yesterday is history.

Tomorrow is mistery.

Today is a Gift.

 

6月2日、頂で会いましょう。

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