ITADAKI TIMES

頂を最大限楽しむためのウェブマガジン

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ストレスフリー!だから頂は気持ちいイイ♪

頂ラヴァーズのみなさん、こんにちは!
はじめまして、ITADAKI TIMESの編集長の藤本です。

おかげさまで今年で12回目。回を重ねるたびに、「頂ほど快適なフェスはない」とか、「安心して子どもを連れて行けます」といった感想を多くいただき、スタッフ一同、とても嬉しく思います。

私自身、頂は2度目(まだ日本平で開催していた頃)から運営に携わらせて頂き、今年で自身としては11回目の頂を迎えます。

フェスの醍醐味って、気持ちいい大空の下で、大好きなアーティストの曲を大音量で聞くことができるのはもちろんですが、それ以上に、フェスに参加した感一緒に作った感が感じられると、その楽しみもより一層大きくなりますよね。

そこで今日はみなさんに、頂が開催当初からブレずに続けている、頂ならではのこだわりポイントを紹介したいと思います。この中には、ぜひみなさんと一緒に取り組みたいこともあります。
頂のことをもっともっと知っていただき、頂を楽しむヒントにしてください!

音のかぶらない4つのステージ

まず紹介したいのは、頂の顔ともいえる4つのライブステージについてです。

ライブ会場となるメインエリアには、BLUE STAGEGREEN STAGE2つのステージがあり、頂では主にこの2ステージを使って、交互にライブが行われます。
「お目当てのアーティストのライブが重なっていて。どっちを見に行くか迷っちゃう」とか、「ライブ中に他のステージのリハで音がかぶって聞こえづらい」なんてストレスは頂では心配ナシ!全ライブを楽しむことができるのが頂の特長。

そして、1日に1組限定で使用されるのがキャンドルステージ。これもBLUE STAGE、GREEN STAGE同様、メインエリアの中に置かれます。会場内の照明を全て消して、ステージ上にデコレーションされたキャンドルと、みなさんに持ち寄っていただいた客席のキャンドルの明かりだけで照らされる、幻想的なアコースティックステージ。持参したキャンドルに灯をともし、1日のうちで最も色っぽい日暮れの瞬間を、大切な人と肩を寄せ合いながら味わってください。


キャンドルステージ

最後に紹介するのがMOON STAGE。これは土曜日の夜にキャンプエリアで行われるステージです。スタートはメインエリアのライブ終了後。1日の疲れをほぐすようなチルアウトミュージックで、キャンパーを心地よい眠りに誘います。
MOON STAGEを楽しむためには‟キャンプイン入場券“が必要になります。キャンプをしない方でも、キャンプイン入場券があればキャンプエリアへの立ち入りは可能です。「キャンプはしないけどMOON STAGEは見たい」、という方はぜひキャンプインチケットをお求めください。


MOON STAGE

快適♪フラットな会場設計

頂の会場となる吉田公園は、大井川の河口部分に広がる、花と緑あふれる素晴らしい公園です。

フェスって移動距離が長く、アップダウンも激しくて、、、なんて体力的にハードなイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、頂ではその心配は無用です。

例えばグリーンキャンプエリアでキャンプをする方、駐車場からキャンプエリアまでは約100mほどで、道のりもフラットです。大きな荷物もキャスターの付いた台に乗せてくれば、移動も楽ちん♪
キャンプエリアとライブが行われるメインエリアも隣接していて、会場間の移動もストレスフリー。
キャンプ初心者でも十分楽しんでもらえるのが頂です。

安心♪子どもたちも安心して遊べる

ライブ会場となるメインエリアは全面フカフカの芝生が広がっています。
お客さんが会場に足を踏み入れる瞬間「気持ち良い~♪」、「この芝生サイコー!」って声をよく聞きます。
ぜひ裸足で駆け回っていただきたい、自慢のエリアです。

メインエリアの一部にはキッズスペースも設けられ、子どもたちが楽しめるワークショップやアトラクションのほか、授乳・おむつ交換のできるスペースや、日よけの簡易テントを張れる場所があります。

子どものうちに、普段なかなかできない素敵な経験をさせてあげたい、という思いから、中学生以下の子どもは入場無料です。子連れでくるみなさんのことを考えてイベント全体を設計しています。
楽しみすぎて迷子などにならないよう、大人もしっかり気にかけてくださいね♪


キッズスペース


日よけの簡易テントを張ることのできる「ワンタッチテントエリア」(写真は一部分です)

リラックス♪ちょうどいいスペースを確保

ライブ会場となるメインエリアは、みなさんに快適に過ごしていただけるよう、いくつかのエリア分けをしています。

前方のステージ周辺は、ライブを楽しむためのオールスタンディングのエリアです。ここではイスやシートでの場所取りはできません。

会場の後方には、椅子やシートを拡げることのできる「チェアスペース」をご用意していますので、このスペースに基地を作ってお目当てのライブを楽しんでいただくのが頂オススメの楽しみ方の1つです。

さらに後方、キッズエリアの隣には日よけの簡易テントを張ることのできる「ワンタッチテントエリア」も。小さなお子さま連れで日よけの簡易テントを張りたい方はぜひこのエリアで基地を作っていただくのがオススメです。

会場全体を通じて、みなさんにリラックスして楽しんでもらえるような会場づくりを心掛けています。
人が多すぎてストレス、、、なんて感じることの無い“ちょうどいい”感を楽しんでください。

クリーン♪ゴミの出ないシステム

フェスが終わった後はゴミだらけ・・・。そんな光景、見たくないですよね。
頂では、できるだけゴミが出ないような工夫をしています。

例えば、会場内の飲食ブースで販売している食べ物や飲み物は全てリユース食器で提供しています。
食器利用の際にはデポジット料を支払い、食器を返却するとその金額が返却される仕組み。
屋外のイベントでよくある、紙皿やプラスチックの容器、割り箸や使い捨てのフォークなどは一切使用していません。

また、ステージのあるメインエリアには、飲食物の持ち込みはご遠慮いただいています。これもゴミを出さないための取り組みです。ベビーフードやアレルギー対応食、水筒やタンブラーに入れた飲み物は持ち込み可能なのでスタッフに声をかけてください♪

キャンプサイトでは持ち込みの食材を楽しんでいただけますが、会場内にゴミ箱は置いていません。
キャンプで出たゴミは全て、来場者のみなさんに持ち帰っていただいています。
おかげさまでこの取り組みも浸透し、みなさんのおかげでとってもゴミの少ない運営ができています。

多少の不便はあるかもしれないですが、年に1度くらい、地球や環境のことにも気を使いながら、最高の音楽を最高のシチュエーションで、気持ちよく楽しんでいただければと思います。

心もクリーン♪100%BIO DIESEL FUEL POWERED

最後に、頂が最も力を入れている取り組みの紹介です。

頂では、運営に必要な電力の全てを、バイオディーゼル発電でまかなっています。
バイオディーゼル発電とは、使用済みの天ぷら油などを原料に精製されたバイオディーゼル燃料を使い、発電する方法で、わかりやすく言うと、ゴミになるはずだった使用済みの燃料が電気に生まれ変わる、というもの。バイオディーゼル発電については、こちらでも紹介しているのでぜひ参考に。
そして、このバイオディーゼル燃料を作るために必要なのが、使用済みの天ぷら油や、使用期限切れでおウチに眠っているサラダ油など。これを来場者のみなさんに持ち寄っていただき、それを燃料にしているんです。

「自分たちで楽しむための電力は、自分たちの力で生み出したいよね。」
「できるだけ環境に負荷をかけずに楽しめたらサイコーだよね。」

この想いで、頂の第1回目からずっと続けている取り組みです。

来場者のみなさんが、500mlのペットボトル1本分の使用済み油を持って来てくれたら、頂で必要な電力をすべてまかなえる量のバイオディーゼル燃料を作ることができます。

頂のステージを鳴らすのはアナタの力が必要なんです!

今年も廃油を持ってきてくれた人には、会場への入場時間を少し早めるなど、ちょっとした特典も検討しています。詳細が決定次第、SNSやHPで発表いたします。
ぜひ、今から頂に向けて油を捨てずに保管しておいてくださいね。

ご来場のみなさん、これを読んで頂のこだわりを理解し、ぜひ“一緒”に参加してください。
素晴らしいシチュエーションの中、心も気持ちイイ楽しみ方ができるはずですよ!

Written by

藤本 裕介 (頂スタッフ/ITADAKI TIMES 編集長/静岡新聞社・静岡放送)

藤本 裕介 (頂スタッフ/ITADAKI TIMES 編集長/静岡新聞社・静岡放送)

第2回(2009年)からスタッフとして運営に参加。頂開催に向けた広報、関連企業や各団体との交渉・調整を担当。当日はボランティアスタッフと共に、メインゲートの運営を担う。

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