最新アルバム「10(TEN)」を引っさげて、頂-ITADAKI-初登場。
僕にとっては2年前にピアノジャンボリー@両国国技館で見て以来、久しぶりの大橋トリオさん。
軽やかなピアノの音を、優しく少しスモーキーな声で包み込む大橋トリオさんを一瞬で気に入ったのを覚えています。
ヒトリなのかトリオなのか、オシャレであたたかい音色を奏でる大橋好規さん。
ほぼ全ての楽器を演奏できる多彩な彼が、日本語の作詞は奥さまのmiccaさんに依頼しているのも、二人が支え合っている感じがしてなんか嬉しい。
トリオさんの世界観を最大限引き出すmiccaさんの歌詞、
そしてその物語を彩る様々なジャンルを融合し洗練されたコードワークとハーモニー。
スタートは、芝生の上で体を揺らしたくなるファンキーな曲「GOLD FUNK」からかな、、
それとも斉藤和義をフィーチャーしたロックナンバー「恋するライダー」でしょうか?
大橋トリオの曲はひとつひとつの楽器の音がキラキラしていて、それでいてそれを包み込む声がとても優しくて心地いい。
その音楽性は幅広く、ジャズ、ポップス、ソウル、フォーク、ロック等、様々なジャンルの音楽が融合。
紡ぎ出されるメロディーやハーモニーは洗練されていておしゃれだが、厭味なくすっと耳に入ってくる不思議な音だと思います。
大橋トリオにとって大事な曲のひとつ「はじまりの唄」。
もしもこの楽曲が演奏させたら、その言葉一つ一つとピアノの音色を、目を閉じて体全体で受け止めたいと思います。
~『頂-ITADAKI-』の楽しみ方~ ※番外編
ステージ前や、ゆったり会場後方で聴くのももちろんおすすめですが、グリーンキャンプで聴く音も格別!
アーティストが紡ぎ出す音と、お客さんの声や熱気が一つになって、吉田公園の空気や風に乗って運ばれてくる、それをグリーンキャンプで聴くと頂-ITADAKI-って本当にいいフェスだと実感できます!
*written by Ryuta Shimizu(いろは / 頂-ITADAKI-2015 グリーンキャンプスタッフ)