STORY

2017/06/01

グラフィックで振り返る頂

僕は、2010年(3回目)の頂から、アートワークを担当させて頂いています。
今回、「頂にまつわるSTORYを書いてもらえないか」との依頼を受けたのですが、まだまだ僕には、これまでの頂を振り返って文章にすることなど、とても出来ません。
ですので、過去に制作したアートワークを紹介しながら振り返ることで、僕なりのSTORYとさせていただきます。

その前に、ひとつだけ言わせてください。

頂クルーは、フライヤーやポスターを手渡しで配ります。
静岡県内はもちろん、東京や名古屋にも自ら足を運び、1軒1軒ショップをまわります。
10年という月日が経ち、イベントの規模が大きくなった今でも、変わることなくそのスタイルを貫いています。この姿勢には本当に頭が下がります。

初めて訪れた東京のとある店で、自分が作ったフライヤーが置いてあるのを見つけた時の感動は今でも忘れられません。ここにもフライヤーを置きに来たんだな、と思い とても嬉しくなりました。

これだけネットやSNSが発達し、みんなスマホを通して情報を得る時代でも、こういった地道な活動を続けています。この愚直な姿勢こそが、頂を象徴しているんだと思います。
そんなシーンを少しだけ想像しながら見て頂けたら幸いです。 どの作品も、見れば当時の思い出が昨日の事のようによみがえる、想いのたくさん詰まったものです。

 

初めて吉田公園で開催された年。
開催直前に東日本大震災が起こり、開催するかどうかまで悩んだ結果、それでもポジティブでハッピーなメッセージを送ることが頂の使命ではないか、と考えて創った印象深い作品。

 

海に面した吉田公園を意識して、初めてクジラやイルカなどをモチーフとした作品。
これまで無かった世界観を表現し、周囲から驚きの声も多数寄せられた。

 

頂の規模も大きくなり、アートワークも変革が求められた年。今までよりも洗練されたデザインにするべく模索した。個人的には転機となった作品。

 

自分たちの暮らす地球の持つ生命力を表現すべく、 命の源である「水」をテーマにした作品。

 

原点回帰であり、頂10周年の集大成。天空の音楽祭をイメージした記念碑的な作品。

 

地元の方々に10周年の感謝を込めた広告。静岡新聞に掲載<5/27>。

Written by

山下 泰史(頂スタッフ/グラフィックデザイナー)

山下 泰史(頂スタッフ/グラフィックデザイナー)

2010年より頂のアートワークを担当。 ポスター・フライヤーから駐車許可証まで、あらゆるデザインを担当。

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