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GOMA & The Jungle Rhythm Section

GOMA & The Jungle Rhythm Section

僕が彼らのライブを初めて体感したのは、東日本大震災直後の復活お披露目ライブ。

当時マネージャーさんから交通事故で記憶障害を負ったGOMAのドキュメンタリーを撮影しないかと依頼を受けたことがきっかけでした。

バンドの名前は知ってたし、ライブ映像も観たことがあったけど、生で体感するソレは筆舌に尽くしがたく、復活ライブの場のエモーショナルと相まって、震えたのを覚えています。

その後、映画「フラッシュバックメモリーズ3D」をプロデュースし、以降彼らのライブはかなりの頻度で体感してきました。

頂のライブパフォーマンスは2014.15.16の模様をDAXにてアーカイブ公開中なので是非ご覧いただきたいのですが、個人的には復活後の新曲(泡盛ハットetc)に注目してるし、もしかして既存のファンが求めるグルーヴではないのかもしれないけど、新しさを追及する姿勢は素晴らしいと思います。

映画の舞台挨拶ツアーで僕がミニマルダンスミュージックを車内でかけると、「これ誰?かっこええな!」と聞いてくるGOMAさん。障害と付き合いながらどんな新しい音を聴かせてくれるのか、今年の頂も楽しみでなりません。


関連動画

頂 ITADAKI 2011 GOMA復活ライブ!!

GOMA& The Jungle Rhythm Section – ONE GROOVE @ 頂 -ITADAKI- 2015

Written by

高根順次(スペースシャワーTV 番組/映画プロデューサー)

高根順次(スペースシャワーTV 番組/映画プロデューサー)

ライブ動画をウェブ上にアーカイブするプロジェク ト『DAX』やヒップホップ番組『BLACK FILE』を担当。一方で『フラッシュバック メモリーズ 3D』 をきっかけに映画製作に乗り出し、以後、『劇場版 BiSキャノンボー ル2014』、『私たちのハァハァ』、『劇場版 BiS誕生の詩』、『WHO KiLLED IDOL? SiS消滅の詩』と、2017年春までに4本のプロデュース作を劇場公開しており、先日プロデュース論をまとめた書籍『PRODUCERS’THINKING』を発売した。

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