nbsa+×÷

"数多在る音楽の分類の中でも、例えばテクノだけでも数えきれないくらいのカテゴリーに細分化された現代の音楽シーンにおいて、ジャンルの壁というのは認識上かならず必要な概念であるが、それは細胞壁のように有機的で行き来自由の壁であるべきだと思います。概念の小部屋に囚われることが音宇宙旅行の主たる目的であるはずはなく、重要なのは「心に響く」とか「トランスする」或いは「踊ったり」「分かち合ったり」できる何かだから、僕らが好きな音楽はすべて同在できるし、僕らが刺激うける表現はすべて同じ空間を分かち合えるはずなのです。ジャンルやカテゴリーの袋小路に散らばっているソウルたちが、おおらかで寛容な普遍性の基に、関わる表現のみならず人間たちそのものがひとまとめにモミクチャになってひとつの祭をつくると、そこに無限の方向へと延びて行く新しくて力強い何かが現れる気がします。              ー三宅洋平ー

かつて、犬式a.k.a.doggystyle、SOIL&PIMP SESSIONS、cro-magnonや山仁が在したLoop Junctionらは自らが主体となりイベントを企画し、ジャンルの枠を越えたアーティスト主導の新たなムーブメントを創りだしていた。"nbsa+×÷"と称されたそれは文字通り+集まり×掛け合い÷分け合いを繰り返しながら時を重ね、2008年新木場agehaで3000人以上の良質音楽ファンを動員し、そのシーンの存在を高らかに証明した。そこに集まるアーティストといえば各地の大小様々なフェス、或は地下の濃密なアンダーグランドクラブシーンを賑わす顔役達ばかり。更にそこではその面々がまさにジャンルの壁を越えたセッションを織りなし、出演バンドのセットが一同にセッティングされたステージでなんとも刺激的な融合を重ねながらノンストップなパフォーマンスを繰り広げていたという。。。
そんなヴァイブスをそのまま頂のステージへ持ち込み、ここでこの日の一つの"PEAK"をたたき出そうというのが今回の「nbsa+×÷頂SUPER SESSION~PEAK HIGH TOUCH~」である。

つまり、
cro-magnonが!
三宅洋平-白石才三-Peace-K-越野竜太-元晴からなる新バンド(仮)ALUBATRUSが!
Keycoが!
SOIL&PIMPSESSIONSからタブゾンビが!
一つのステージ上で"+×÷"なのである!!

Page TOP