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廃油回収あとがき

最終の廃油回収量が4,043ℓとなり、今年も目標を達成できました!
多くのみなさまのご協力に感謝いたします。ありがとうございました!

短い期間ではありましたが、みなさんと辿ったBDFプロジェクトの軌跡について、あとがきなんてものを書かせていただきます。

廃油だ、資源だと声高に言っていたおかげで、「エコイベントだね~」なんて声をかけていただきます。
いえいえ滅相もありません、イベントやらないのが一番エコなんですから。
じゃあなんで廃油回収を、お客さん全員を巻き込んでやりたい、なんて夢物語に胸を熱くさせるのでしょうか。
それはやっぱり「納得」するため、でしょうか。

例えばゴミをポイ捨てする。なにげなく。
背徳感を心の奥で感じたとしても、見て見ぬフリもできる。
でもぼくはそれが理由で地獄に落ちたくないし、自分のこと嫌いになりたくないから、小心者精神でやっぱり拾い直す。
心の納得のため。

ぼくは機械ではなく不完全な人間ですので、自分の心が納得いっていないなら、できれば前に進みたくない。
「楽しい」に参加するためには、楽しくないことはクリアにして、「楽しい」を徹底的に高純度にする努力をする、なんていう気概が必要ではないかと。
大人の真剣な遊び、その創意工夫の歴史が「頂」なのではないかと思うのです。

いろんな変化と進化を遂げてきた頂。
それらのバージョンアップに賛否両論あるのかもしれませんが、ぼくはより良い感動体験につながっていると思っています。

手づくりの空間、グッドバイブスなスタッフ、健康で安全なごはん、おいしいお酒、晴れ渡る6月の空、心地よい風、緑、海、太陽、、、
頂には、頂にしか造り得ない「ライブ」がある。
二度とは訪れない同じ時間、毎年記録更新を狙いつづけるライブが。

 

 

そんな頂が「頂」であるために、変わってはいけない・変わらず大切に守っていきたい【心】があると思います。

フェスの運営に必要な電力はバイオディーゼル燃料で100%まかない、そのために自分たちで廃油を回収する。
家で廃油をためて会場に持ってきてくださったお客さんは、ライブを聴きながらふと気づく。この音楽を響かせている原動力の一端に自分の参加があることを。
夕暮れ近づくキャンドルタイム、マイキャンドルに灯をともし、じっと見つめて耳すまし、数千の聴衆がひとつに集中しシンクロする奇跡の時間。
そこに人工的な灯はなく、ただ音楽の原始の姿が存在する。

 

 

ぼくはこんな体験ができるところを、他に知らない。
あの時感じた心の風景を、忘れたくないのです。

その体験を引き出すカギは、やっぱり廃油とマイキャンドルです。
ある意味、頂に参加するための本当の意味でのチケットなのかもしれません。

「ライブ鑑賞」をするのでなく、「頂体験」をする。
廃油とマイキャンドルを引っさげて、愉快な仲間と来年もまた会おう。

さらなる感動が来年の頂で生まれることを願いつつ、BDFプロジェクトのあとがきとさせていただきます。

ありがとうございました!

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