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2015.05.26

【出演アーティスト紹介♪】 Schroeder-Headz(シュローダーヘッズ)

第14回目となる今回は、佐野元春、小泉今日子、PUFFY、柴咲コウ、藤原ヒロシ、後藤まりこ、DE DE MOUSE、 土岐麻子、YO-KING、などなどなど。数々の著名ミュージシャンのライブやレコーディングに参加しているキーボーディスト、 渡辺シュンスケによるピアノ・トリオ・ソロプロジェクトSchroeder-Headz(シュローダーヘッズ)!

シュローダーヘッズ2014A写

美しいメロディと有機的なグルーヴが印象的なピアノ・トリオの未来形とも言えるサウンドを紡ぎ出す事で多くのリスナー、オーディエンスから支持を集めるSchroeder-Headz。

多彩な彼らは、チャイコフスキーの「くるみ割人形」や卒業式の定番ソング「あおげば尊し」といった有名曲を既存のイメージを覆すオルタナティブなアプローチで生まれ変わらせたカバーなんかも発表していて、とっても素敵です。

もちろん、リリカルなピアノを中心にベース、ドラムが紡­ぐオーガニックなビートとプログラミングを融合させたSchroeder-Headz自身の楽曲に至るまで、イマジネーションに溢れたポップミュージックが封じ込められている感じがします。 本当に秀逸。

肌触りのいいピアノの音色、躍動感に満ちた鮮やかな色彩、 キラキラとまばゆく輝き、ときには静けさに浸るモノトーンな時間を紡ぎだす彼らの演奏。 色鮮やかな音楽を奏でるSchroeder-Headzの音楽。

ただ、彼らの演奏の魅力はそれだけではありません。
私が感じた特筆すべき部分は、そのカラーだけではなく、描かれた絵の余白部分。

例えば真っ白なキャンパスにひとつのおっきな風船の絵を描くとしますよね。
その描かれた絵をシルエットで見た時の、風船が描かれていない真っ白な余白部分、
そこの美しさまで考えられて居るのだなー。と思いました。

色だの余白だの、ちょっとたとえ話が分かりづらくてすいません。
ただ、なんというか、 CDだけだと解らない部分すらも美しい! と思ったのです。

ピアノだったら、音が鳴るまでにはこんな感じの順序で音がなります。

1・鍵盤に指を置く。
2・鍵盤を指で押す。 
3・音が鳴る。

実際に音が鳴るのは③の部分。
ただ、Schroeder-Headzの演奏からは①、②の部分にも音楽と美しさを感じます。

余白部分を本当に意図しているかは本人に聞いてみないと解りませんが、、、。笑。
皆さんはどう思われますか??

とにかく、 クラブ・ジャズとオーガニック・グルーヴを繋ぐピアノトリオの未来型。
Schroeder-Headz(シュローダーヘッズ)は2012年以来の3年振り2度目の出演になります。

今回はどんなLIVEをしてくれるのでしょうか。
ご期待ください!

Schroeder-Headz アーティストページ