ストーリー

#
2012.05.18|Category: STAFF REPORT by GAKU

ステージと発電機 

どうも、新入社員のガクです。

「頂」の音と想いに惚れ込んで、この4月から頂の内側に潜り込んでいます。

いやー、毎日が濃いです!ディープ!

「どんな音楽聞くの?」って聞かれるのが一番困る。だっていろんな音楽聞くんだもん。カッコいいのはカッコいいし、好きなもんは好き!だから答えにくかったんです。

でも最近いい答えを見つけました。

「だれが聞いても思わず体が動いちゃう音楽が好き」です。

これは好きだなー。音に体が反応していつのまにか揺れちゃう。それで楽しくなってきて思わず笑っちゃう、みたいな音楽。好きだなー。

そんなアーティストを集めているのが「頂」じゃないっすかね!

 

そんな新入社員ですが、頂までの残り2週間ちょっと!日に日にやることとやりたいこととやるべきことが劇的に増えていく様を、『ほぼ毎日』徒然とみなさまにお届けしようかと思います!

いろいろ感じた日はどこまでも長い文になったり、はたまた疲れ果てている日は「ごめん。寝る。」と投げやりだったり(笑)。そんな身勝手な「STAFF REPORT 」ですが、しばしの間お付き合いください!

 

 

 

昨日はステージと発電機の作戦会議でした。

いつもは行ったら完成しているステージを含めた会場の世界観。それを「こういうステージをつくろう」「だったらここに配置しよう」とゼロから(去年を踏まえたハイスタンダードなゼロ)考えていくのです。

いやー実際ワクワクですね!でも問題も山積み。。。

風は大きな問題のひとつです。海が近い吉田公園という会場で、風は切っても切れない腐れ縁。昼間は気持ちいい風も、キャンドルタイムではろうそくの灯りを吹き消し、ステージを揺らし、体温をさらって吹き抜けていく。

エリアを仕切る方法も、どんなモノでやればいのか吟味、吟味の積み重ね。細かい穴の空いたメッシュ素材が最適かと思っても、取り付ける手段で四苦八苦。うーん、難しい。自然とはうまく付き合っていきたいものです。

 

でもとりあえずみなさん!夜のための服装は万全の体制を!

ウィンドをブレイクする手だてを目論みましょう。

 

 

 

発電機、ビリビリ。エレクトリックな話し合いでした。

電流?電圧?ミリアンペア?え???????

意識を異次元に飛ばされそうになりながらも話に食らいついておりました。

今年の頂は100%バイオディーゼル。発電機のエネルギー源は使用済みの天ぷら油を製油したバイオ燃料です。

ああ、知識がすごいよ、発電機屋さん!!!

音の種類が使用する電気量を変えるらしく、どの発電機がいるのかーと話し合っていました。

今年は吉田公園の常設の街頭も消して、バイオ燃料で動く照明を設置するなどかなり本気。

音を出すのはもちろん、料理を作るのも闇を照らすのも全部電気が必要。意外と使ってるんだね!電気!

キャンドルタイムで使う少量の電気をどこから引っ張るかも議題に上がりました。キャンドルタイムは会場内のすべての電気を消してキャンドルの明かりだけで会場を照らす。音はアコースティックだから静かな空間に静かな音。

「その近くに発電機があったら最高の空間にできないんじゃない?」

「できるだけ離そうよ」

「でもそれだとこういうつなげ方をして金がかかるぞ」

「でもいいシチュエーションセッティングのためにはしょうがないだろ」。

及第点で満足したくない、次元の違う世界をつくりたいんだ、と話し合いは続く。

野外で大きい音で音楽を聴くのはたのしい。でもそのためには電力が必要。

うーん、文明に根ざしたエネルギーに頼りつつ、そこはヒューマンエネルギーでたのしみましょう!

 

何気なく聞いていた音楽やそれを聞く環境だったけど、内側をのぞいてみれば「その道のプロ」ってひとたちがいっぱいいて、いろんな人間で構成されている。

それぞれの話を掘っていくとキリがないくらい、それぞれが深い。だからこそ安心してまかせられるところもあるけど、そこはやっぱりなんか提案できるくらいのやつでありたい!

うおー勉強せねば。

 

あわわ。興奮してたら長くなっちまったぜい。

 

それではみなさ〜ん、

「頂」マス!

STORY TOPへ

Category

RSS

今年は100%バイオディーゼル 今回も皆様から廃油回収します!ご協力よろしくお願いします!