カルカヤマコト

1983年生まれ。高校時代から大阪を中心にクラブで活動を開始する。高校卒業後ジャマイカに渡り、ゲトーでタフなライフスタイルの中に身を置き、レゲェを染み渡る程浴びる。幼い頃から母親が家でよくかけていたジャズにルーツを持ち、DRY&HEAVYのDawn is Breakingでレゲェに出会ったという彼女は2002年にボブマーレーのカバーアルバムでデビュー。
レゲェの在り方そのもののような独特の歌声と、その才能はシーンに衝撃を与え、話題となる。

その後のリリース作品でも、“You’d Be So Nice To Come Home To”やWhat’s Going On等のクラッシックスタンダードのカバーや、オリジナル楽曲で聴かせるユニークなリリックなどはレゲェの枠を超え幅広い層のアーティスト、リスナーからも注目を集めるようになると同時に、アンチバビロンなアティチュードとボブマーレーにも通ずるLOVE,PEACE&UNITYなメッセージ、そしてルーツとダンスホールの両方の要素を兼ね備えたハイブリッドなスタイルで新世代のレゲェクイーンとして唯一無二の存在となる。

2008年には、久々のリリースとなったカバーアルバム「COOL VIBES」を発表。ジャマイカ人の夫と4人の子供を持ち、ジャマイカと日本を行き来する生活から生まれたタフでアイリィなレゲェミュージックは、彼女の、バビロンを生き抜く若き母親としての力強くも暖かいヴァイブスが溢れている。

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